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2023年5月最新ハワイ旅行情報(子連れ&妊娠中)【渡航準備(子供&妊婦)編】

jojolion

今回、諸事情により1歳11か月の子供妊娠7か月(24週)の私を含めた5人でハワイのホノルルへ行きました(個人旅行)。子連れ、妊娠中の海外渡航の際の準備すべきこと、注意点などをお伝えします。

本記事は妊娠中の旅行を推奨するものではございません。あくまでも体験記としてご覧ください。

筆者
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今回、2023年5月12日以降の渡米だったため、アメリカの新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う水際対策(入国制限)撤廃後の情報となります。

ワクチン接種完了証明書(英語)と宣誓書の提出は不要となりました。

また、本記事では子供(1歳)と妊娠7か月の妊婦に必要な渡航準備についてご紹介します。旅行者全員に共通して必要な準備については過去記事をご覧ください。

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海外旅行(長距離フライト)に必要な準備は主に6つ!

渡航前に準備すること(子供&妊婦)
  • かかりつけ医へ海外旅行をする旨の相談(妊婦)
  • 子供のパスポート申請・写真撮影(パスポート未所持の場合)
  • 海外旅行保険の加入(子供、妊婦)
  • 海外高額療養費制度について調べておく(妊婦)
  • 長距離フライト環境を整えるグッズの準備(子供、妊婦)
  • 処方薬などの準備(妊婦)

今回利用した海外保険の申込操作方法は別記事にて紹介します。

かかりつけ医への相談(妊婦)

妊娠中は何をするにもリスクがつきものです。海外旅行を考えている旨、事前にかかりつけの産科医へ相談しましょう。特に妊娠初期は控えるように言われる場合がほとんどであり、安定期に入ってからの方が良いとされています。ただし、安定期であっても長距離移動や飛行機などの環境下では通常よりも負担がかかるため、最終的にはあくまでも自己責任ということになります。

筆者
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家で安静にしていても救急にかかるような事態は起こり得ます。旅行の有無が妊娠の継続に影響を与えるとは限らないといわれています。

国内であればかかりつけの産科へ行くことができること、母子手帳や日本語等で状況把握が容易であることが何かあった際の迅速な対応に繋がります。

私の場合経過も順調だったこともあり、かかりつけ医から「海外旅行はダメではないけれど、何かあった際に莫大なお金がかかることを理解しておくのとあまり美味しいものを食べすぎないでね(体重に気を付けてね)」と言われました。

また、ネットでは“診断書(英語)も持って行った方がいいと書かれていたため、その旨もかかりつけ医に相談しましたが「記載に必要な情報が分からないし、診断書は必要ないと思うよ」と言われ診断書は持っていきませんでした。こちらはかかりつけ医によって意見が違うかもしれませんのでに相談するのが良いです。

実際に相談したのは旅行の6日前の妊婦検診時でした。可能であれば直前に受診できるとより安心かと思います。その際に必要な薬も貰っておくといいでしょう。

子供のパスポート申請

海外旅行には必ず全員パスポートが必要です。つまり、写真撮影が必要となります。これが1歳11か月の子供にはなかなかハードルが高く…大変でした。

筆者
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2歳前後の子供は人見知り・場所見知り・動きまわる・感情が言語に表せなくて泣くなど、写真撮影が一筋縄ではいきません。

プロの力(赤ちゃん向けの写真館・スタジオ)を借りるのが一番です!

今回、カメラのキタムラとスタジオマリオを利用しました。

  • カメラのキタムラ                                          椅子に座ることができる年齢の子供であればカメラのキタムラがお安く早く写真を取得できます。ただし、小さな子供用の椅子はなく大人と同じ丸椅子(背もたれ無し)のため、座位を保てない子供は難しいです。                           我が子は人見知り真っ只中であることもあり、撮影スタッフが近くにいることで大泣きしてしまい写真撮影はできませんでした。また、カーテンで仕切られた個室のような場所で撮影をするため小さな子供は嫌がるかもしれません。            予約なしですぐ撮影が可能写真の待ち時間も15-20分程度でスピーディーに撮影ができる点はとても魅力です。価格は一番スタンダードなプランで1980円(税込)でした。
  • スタジオマリオ                                  カメラのキタムラ系列で赤ちゃんの写真撮影も行っている写真スタジオです。1回でなるべくストレスなく写真撮影をしたいのであれば赤ちゃんの撮影が可能なスタジオがおすすめです。子供の撮影も得意なスタジオならではの工夫が沢山なされており、初めからこちらにすれば良かったと思いました。                 カメラのキタムラではどうしても撮影スタッフが近くにいる状態での撮影になりますが、スタジオマリオでは撮影スペース外から遠隔で撮影してもらえました。また、椅子の代わりとなるブロックやおもちゃ、ぬいぐるみ等も用意してもらえたおかげでなんとか撮影を終えることができました。価格はCD-ROM込みで2640円(税込)でした。赤ちゃんの写真撮影は要予約です。
筆者
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赤ちゃんや小さな子供の場合、求められている規格通りに写真を撮るのは難しいです(頭の大きさ、視線、影など)。いざ申請して差し戻しとなると更に負担が増えるため、自身での撮影や証明写真機での撮影はおすすめしません。

プロの写真屋さんであればパスポートの写真規格に合わせて撮影・現像してもらえるため安心です。

海外旅行保険の加入

小さな子供や妊婦は旅先で何かあった場合を考えておいた方が良いです。クレジットカード付帯の海外旅行保険では子供や妊娠に関する内容がカバーされていないことがほとんどです。必要に応じて海外旅行保険に加入することをおすすめします。

妊婦の場合、旅行時の妊娠週数で入れる保険が限られてきます。

  • 妊娠22週未満                                              妊婦の海外旅行保険でよく名前があがるのがAIG損保です。保険期間は最高31日ですが、妊娠初期の異常による症状もカバーされています。24時間365日日本語でサポートしてくれるため、海外旅行時も安心です。私も週数が入ればこちらを申し込んでいたと思います。
  • 妊娠22週以降                                  残念ながら日本の保険会社ではカバーできるものはありません。したがって、海外の保険に加入する必要があります。                          今回私が加入したのはアトラストラベルという代理店で申し込みが可能なWorldTrips 社(旧Tokio Marine HCC社)の海外旅行保険です。妊婦であることの申告もなく、通常の補償内容に妊娠26週までの妊娠に伴う症状(妊娠合併症)をカバーしてくれます。アトラストラベルのホームページは日本語に対応しており、パンフレットや妊娠合併症の定義などの日本語訳もされています。実際の申し込みはオンラインかつ英語のみになります。そこまで難しい内容ではなかったため、Google翻訳を駆使しながら10分程で申し込みが完了しました。                             補償額について不明点があったためアトラストラベルへ問い合わせをしましたが、翌日には日本語で回答を頂きました。最終的には最大の補償額、最小の手出し額となるような商品を契約しました(保証が一番手厚くなるような契約)。                            詳しい申し込みの流れは別記事でご紹介します。
  • 27週以降                                         日本語で紹介している保険会社や代理店は見つかりませんでしたが、海外の保険会社ではいくつかあるようです。保証の対象条件などの条件も様々なので英語が得意な方でなければ難しいかもしれません。

子供の場合、海外旅行保険は色々な会社の商品があるため保証内容と金額で選ぶのがいいと思います。オンラインでその場で申し込み可能なものが多く、当日の申し込みでも問題ありません。

また、キャッシュレス決済に対応している保険会社か、また保険会社とキャッシュレス提携している病院が渡航先にあるかを確認しておくといいでしょう。

キャッシュレス決済とは、海外で治療を受けた際に発生した費用を一時的な立て替えの必要なく治療を受けられるサービスです。

海外での治療費は大変高額なため、その場での手出しがないというのは安心です。

海外高額療養費制度について調べておく(任意)

海外でケガや病気になった場合、かなり高額な医療費がかかります。海外旅行保険でカバーできない治療を受けた際などは日本の健康保険の「海外高額療養費制度」を利用できます。実際にかかった治療費を後日請求することで一部払い戻しを受けられますので、制度について知っておくといいでしょう。

自然分娩など通常の妊娠・出産に関わる内容は健康保険の対象外となりますが、帝王切開など保険診療に該当するものは海外であっても健康保険の対象となります。つまり、日本で健康保険の対象となる治療であることが条件となります。

更に、日本で治療を受けた場合の費用に換算されることに注意が必要です。例えば海外では治療費が100万円だったとして、日本で同じ治療を受けた場合50万円だったとします。日本では基本医療費3割負担となりますので、この場合は50万円の7割である35万が払い戻しされるイメージです。

請求書にはかかった病院の担当医より記入してもらう欄がある場合もあるため、加入している健康保険組合が指定している書類一式の確認をしておくといいでしょう。

筆者
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私も会社の健康保険組合のホームページから海外用療養費申請書類がダウンロードできる場所を確認しておき、いざという時にすぐ準備ができるように備えておきました。

長距離フライト環境を整えるグッズの準備、紹介

  • FLY-TOT                                        座席の足元に置く飛行機内用のクッションで、フルフラットのシートにすることができます。ANA/JALはもちろん、多くの航空会社で使用が認められています(公式HP内参照)。                                    今回初めて小さな子供を連れての長距離フライトだったため、FLY-TOT 2.0を購入して臨みました。結果ANA-COUCHiiを利用できたためFLY-TOTは使用しなかったのですが、フルフラットにできる手段が無かった場合を考えると…とてもしんどいフライトだったと感じています。                          また、FLY-TOT利用の際のルールについては各航空会社のHPを事前に確認しておくといいでしょう。
FLY-TOT公式HPより引用
ANA HPより引用
筆者
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フルフラットにすることで子供は横になって寝ることができ、大人も足をのばすことができて楽でした。今後も子供連れでの長距離フライトの際は持っていきたいと思います。 

  • 着圧ソックス                                          飛行中は血流が悪くなり浮腫みやすくなりますが、妊娠中は特に注意が必要です。用事がなくても歩き回ることと合わせて、着圧ソックスがあると足が楽になります。   着圧ソックスの種類によっては妊婦使用不可のものがあるので、商品説明欄をよく読んだ上で選ぶといいでしょう。
  • 水分補給できるもの                                    長時間座っているだけだと水分補給を忘れがちですが、機内はとても乾燥しており身体の水分がどんどん無くなっていきます。こまめに水分を取ることが重要です。
プリセット2
プリセット2

水分不足から便秘に繋がることも…私は旅行後に便秘になり辛い思いをしました。

何事もないように見えて身体には負担があります。水分補給をしっかりすること、できる準備をしっかりすることが大切です。

  • 子供用のお菓子                                             座席なし幼児の場合、機内食は大人のものを取り分けて与えることになります。食べられるものがなかったり、いつもと違う環境で食べなかったりする年頃です。好物の食べ物があれば用意しておき、お菓子なども大量に準備してフライトを乗り切りましょう。もちろん、水分補給もこまめにすることが大切です。

処方薬の準備

産婦人科で処方されているものや日頃飲んでいる薬があれば忘れずに持っていきましょう。                                     旅行前に検診を受けた場合は必要となりそうな薬を出してもらうのもいいでしょう。張り止めのお薬や頭痛薬、酸化マグネシウムなどの水分を蓄えて便を柔らかくしてくれる薬など相談して処方してもらうと安心です。

さいごに

私は出産前に海外旅行ができて良かったなと思っていますが、妊娠中の海外旅行は入念な準備をしてもリスクがあります。必ずかかりつけ医に相談し、自分で納得した上で旅行を楽しんでくださいね。

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2児の母になったばかりのアラサー
夫は運航乗務員、私も航空会社勤務で旅好き
これまで訪れた国の旅雑記や妊娠・出産や子育て関連、マイホームを建てるまでの流れなど役立つ情報をお届けします
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